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デザイン

09
写真は昨年福岡に設計したブティック[DOUBLE OO '09]のファサード。(写真:水崎浩志)

僕の仕事の軸のひとつは空間デザインです。
空間と一言でいってもアパレルなどの物販からレストランやバーやカフェなどの飲食空間、マンションや戸建住宅のような住居空間、クリニックや病院等の医療施設、ホテルなどの宿泊施設、各種ラウンジやギャラリースペース、オフィスなど本当に様々です。もちろんそれら空間の目的や機能は全く違います。しかし、人がその内部に滞在し長短関わらず時間を過ごすことには代わりはない。だからその空間は少しでも美しく、機能的に優れ、気持ちよく、つまりその「在り方」に強度があって欲しいと思ってデザインしています。モノの存在には理由があります、無意味なものなど何一つないはずです。そこになぜこれが必要なのか、ここにあることがどれほど必然なのか、そういうことが自然に無理無く体に入ってくる、そういう強度を持たねばなりません。客寄せパンダで一時的な見せ物にはしたくないと常に思っています。デザインという名の「卑劣な暴力」を振るわぬように僕らは注意を払う必要があります。デザイナーズ◯◯みたいなものは基本的に信用しないで下さい。携帯とかマンションとか、よく見かけましたね。世の中にある人工的に作られたモノの全てはヒトが介在し作られている以上、どんなに些細なものも「デザイン」されているのです。100円ショップに並んでるものも完全にデザインされてます。着目すべきは、デザインされているのは当たり前のことでそこは論じるまでもなく、問題はその質と目的です。こういう厳しい時代だからこそ、これからは皆さんがシビアにそれを見抜き選別を付ける時代。つまり混沌としているようで実は、ヒト(日本人)がより洗練され成熟してゆく時代なのかもしれません。

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鈴懸(すずかけ)

suzukake

3/17にJR名古屋高島屋に和菓子屋/鈴懸がオープンします。現在その設計を終えこれから入る現場の下打ち合わせを進めています。木曜は打ち合わせのため東京から日帰りで名古屋へ行ってました。僕らがこの鈴懸の設計を担当するのは、新宿伊勢丹博多本店に続いて3店舗目。これまでも鈴懸の空間デザインでは国内外から多くの反響を頂き、広く世界中で紹介して頂きました。決して派手さはありませんが、日本人のデザイナーとしても発見と学びの多い仕事。今回は全体の大半を同一の石で構成し、その貼り方/積み方ひとつで各所の表情に微少な変化を与えます。デザインの在り方は汲みつつですがこれまで以上に凛とした、デザイン的にも施工的にも全く逃げの効かない難しい現場になります。それだけに完成が楽しみなプロジェクトです。

鈴懸・名古屋高島屋 :JR名古屋駅高島屋B1 3月17日オープン

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LONDON (3)

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ロンドンに着いた3日後からタイミングよくスタートしたDamien Hirst(ダミアン・ハースト)のNOTHING MATTERSという新作展。かの有名なWhite Cube Gallery(ホワイトキューブ・ギャラリー)にて。
ダミアン・ハーストといえば、皆さんよくご存知なのは動物のホルマリン漬けの作品でしょうか。今回は絵画でした。
結構ラフな周囲の環境も手伝って、1階のメイン展示スペースに入った瞬間の凛とした感じは格別な感じを受けました。ダミアンの作品はもちろんなのですが、ギャラリー自体の存在観の方が僕には刺激的でした。ギャラリー不毛の地、九州にもこういう素晴らしいギャラリーが出来るといいですね。もちろん、作品を買う人もいなければならない訳ですが。

他にもハイドパーク内にあるSerpentine Gallery(サーペンタイン・ギャラリー)でこれも行った日から始まったKonstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)監修のDESIGN REAL展Design Museum(デザイン・ミュージアム)でのDavid Chipperfield(デビッド・チッパーフィールド)展Dieter Rams (ディーターラムズ)展、などなど目地押しでした。

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LONDON (2)

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ARアワードというロンドンの建築雑誌が毎年行う45歳以下の若手建築家/デザイナーを対象にしたアワードの授賞式に出席しました。惜しくも通例のTOP25での受賞は逃しましたが、特別賞を2作品で頂きました。横は同賞を受賞した広島と東京をベースにする建築家・谷尻誠さん。

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LONDON (1)

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先日、ロンドンに行ってきました。内容の濃い渡航でした。途中強行スケジュールでアムステルダムへも。写真はTATEのホール部分でのワンカット、圧倒的なスケール感。タイミング見て散策した内容やこの渡航のメインイベントもアップするつもりです。

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読書小屋

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最近、あちらこちらでこの読書小屋はどこにつくるのかと皆さんに聞かれます。もちろん鹿児島の方々からです。隠しても仕方ないのでここには書きます。自分というより正確には父の土地(畑)に作ります。ですから、これについて僕は自由です。何らかあるとしたら父の意見くらい。時間と頭をゆっくり使って、じっくり作れればと思っています。もちろん頭に構想はあります。ほんとに小さなローコストの小屋です。僕や家族や友人が休憩、昼寝、考え事、読書、時間稼ぎ、素泊まり・・・に使えるような。そして季節やシーンで在り方を変えられるといいなと。場所は書けませんが、市内の喧騒から離れたのどかな田舎にあります。自然に溶けるのでなく、人の手によって創られたあくまで人工物としてこの自然に対峙しながら美しく風化してゆくそんな建築でありたいと考えています。鹿児島にもうひとつ帰るところが出来るのかもしれません、まだ先のことですが。

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E&Y NEW COLLECTION 2009

10月23日から3週間に渡りファニチャーレーベルE&Yの2009ニューコレクションとして、僕がデザインさせて頂いた[hammock]という家具がメーカーショールームで発表/展示されます。3年以上前に提案させて頂いたデザインで、思い入れも強くやっとの発表です。同メーカーからは、2007年に発表した[4FB]というコートハンガーについで2つ目のリリースです。ガラスとラタンを採用したローテーブルで強さと繊細さという相反する要素を持ち合わせています。更に期間中、僕が過去約10年の活動の中でデザインしたインテリアオブジェクトのみを10点あまりセレクトし同会場に展示させて頂きます。10/23はレセプションもあります。また、DESIGNTIDE TOKYOのエクステンション会場にもなっています。期間中、東京に行く機会がある方はぜひ見てもらえると嬉しいです。

hammock3

E&Y NEW COLLECTION 2009 / KOICHI FUTATSUMATA EXHIBITION

期日:2009年10月23日 – 2009年11月13日
会場:E&Y SHOWROOM 東京都目黒区駒場1-32-17(地図
開場時間:10月23日 レセプションパーティー / 18時 – 23時、10月24日 – 11月13日 / 11時 – 19時
詳細情報:http://www.eandy.com/news/http://www.casereal.com/jp/news/

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